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過払金返還請求について

金融業に関わる法律「利息制限法」と「出資法」。この2つが設定する金利が異なるためにグレーゾーンという金利が存在します。利息制限法を超えた金利に関しては、後で返還請求を行うことができるのです。

グレーゾーン金利について

利息の制限を15%から20%とする利息制限法と、上限を29.20%とする出資法。出資法を超える利息に関しては罰せられるが、利息制限法を超える金利は罰せられないというところから、グレーゾーン金利と呼ばれる範囲での融資が多くありました。ただし利息制限法を超えた利息の支払額に関しては、請求をすることで返金が可能となっています。
なお、債務者を混乱させるこのグレーゾーン金利は、2009年末には撤廃されることが決定しています。

過払金返還請求は自分で行える?

自分で行うことも不可能ではありませんが、金融業者によっては、過払い金の返還に応じないところ、情報の開示を拒否するところも必ず出てきます。
多少の費用はかかりますが、きちんと弁護士、司法書士に依頼し、請求を行うべきでしょう。任意整理、特定調停を行うことでも、債務額が整理され、過払い金は返還されます。

過払い金がないか、チェックしてみましょう

何年も前から返済を続けている借金。もしかしたら、支払うべき返済額は全て支払い終えているかもしれません。金融業者と契約してしまったから……、ヤミ金に対抗するのが怖いとあきらめずに、一度弁護士や司法書士に相談してみましょう。しかるべき処理をすれば、金融業者の義務である情報開示がなされ、過払い金が発覚、返還されるかもしれないのです。